ゴルフルールの基本
初めに、ゴルフルールはどのように作られてきたのか、考えてみよう。
基本的にゴルフも、子供の頃にやった遊びやゲームと同じだ。最初は一人遊びだったろうが、仲間と遊びたくなる。そのためには、「取り決め」が必要になってくる。その取り決めも、1対1の遊びなら口約束ですむし、お互い納得ずくなら、途中でコロコロ変えてもOKだ。でも、たくさんの人と一緒に遊ぶためには、無用のトラブルを避けるために、きちんとした取り決めを、文章にしておく必要が出てくる。
そうやって、初めは道具を使って地面の上にあるボールを打って飛ばすだけだった「遊び」を、多くの仲間と一緒に遊べる楽しい「ゲーム」にするために、様々な取り決め、
つまり、ルールを作っていったのである。
最初の出発点は、クラブでボールを打って動かすこと(大前提)。スタート地点からゴールまで、自分のボールをあるがままに打ち続け(大原則)、打数の少ないものを勝ちとする、という決まりだった。
だから、この「クラブでボールを打つ」という大前提を守れない人、たとえば、手でボールを投げたり、足で蹴ってボールをゴールに近づけたりするような人は、ゲームから追放するというルールができた。
あとは、スタート地点からゴールまで、みんながきちんとクラブでボールを打ち進んでいけば、その打数をそれぞれが報告し合えばいいということになる。
けれども、実際に広い原っぱで、たくさんの人が遊べば、色々なことが起きる。たとえば、途中でボールがなくなっちゃったり、どうにもこうにも打てないところに行っちゃったりする。また、間違って他人の球を打っちゃったり、打った球が木に跳ね返って自分に当たったり、うっかり踏んづけちゃったり、といっ た"事故"も起きる。
そういう事故を起こした人を、その場でゲームからお引き取りを願うことにすれば、すっきりするかもしれないが、それでは極端な話、最後には誰も残らなくなるかもしれない。
そんなとき、遊び仲間をなんとか復帰させて、ゴルフという遊びを最後まで続けていきたいと考えるのは、当然のことだ。一方で、ちゃんと打ち続けている人がいるのだから、事故を起こした人が何の代償も払わずにゲームに戻ったら不公平になる。
そこで、事故を起こした人を、ゲームに復帰させるために、事故の種類、重さに応じて、代償(ペナルティ)を払ってもらい、できるだけみんなが最後まで公平にゲームを楽しめるようにした「取り決め」が、現在のゴルフルールというわけである。
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